もう山を下りると、桜がはらはら散り始めていました。
とてもきれいで、心がいやされるのと同時に、はかなさも感じたりして
病院の駐車場の桜です。
主人の母が８５歳なんですが、乳がんがわかりまだ検査中ですが、たぶん手術はしないでホルモン治療をすることになりそうです。
実は、二年ほど前にくも膜下出血等で、路上に倒れていた所、救急車で運ばれて命は助かりました。それ以来、認知症と半身不随で車いす生活になり、施設で生活しています。
２０年ほど前には、反対側を乳がんで摘出手術を受けております。
ずっとおしゃれで活動的で、倒れるその日まで一人で頑張っていました。
主人を含め、もうあまりしんどい治療はさせたくないねえ、と話してはいます。
私自身、身近でがんを経験した人がいないので、痛みや苦しみがよくわからないのですが、穏やかに余生をおくれたらいいのにねえと思っていたところでした。
あと、『コロナ禍』病気の人たちは、家族にも見守ってもらえない。
まして、認知症で自分のことを伝えられない。どんな状況で今後生活していくのでしょうか。
もちろん、スタッフや周りの方も精一杯してくれているのもわかります。
私は、両親とも他界していますが、二人とも病院とは縁が切れない生活で
私なりには寄り添いましたが『よく頑張ったよね。もうしんどいよね。』という感じでした。
気丈で人に迷惑をかけたくないタイプの義母ですが、『コロナ禍』は色々なことに影響しますね。
突然色々なことが起こるので、色々考えてしまいます。
色々考えても仕方がないので、自分にできることに結局はなるのですけど・・・
