久万高原町には、町立の美術館がある。
そこで、毎月なにかしらイベントをされている。
先日、回覧板でもみていたのだが、 畑にいると放送塔から『アート茶話があります!!』と聞こえてきた。
電話で予約をして行ってみた。
久万美術館の中を拝観するのは、十何年ぶりで二回目だ。
今回は、松山に本社がある三浦工業(ボイラーで有名な会社、東証にも上場されている、愛媛では知られている)の創始者、三浦保氏についての講話だった。
本社近くには、ミウラートヴィレッジ(三浦美術館)があり、そこの学芸員の方のお話だった。
三浦さんは、仕事をしながら68歳で亡くなられているのだが、
亡くなる直前まで、好きだった陶板などの作品をつくられていたようだ
若い頃には、陶芸や能楽もされていた。
自分の会社の技術を使って、自ら陶板の技術を開発して作品を作っていたそうだ。
スライド?映像で作品や作成過程などを紹介してくれた。
書のたしなみもあり、毎週社員に、ことばを書にしていたそうだ。
たまたま、ご近所の同年代の方もきていた。
(びっくり!その方が作品などにも詳しかったので
講和のあと、その方とお話をしながら、館内の作品を見て回った。
私は、小中学校の図画工作が上手じゃないけれど楽しかった!というレベルである💦)
「これが好き、これはイマイチ」などと思いながら見ているのである。
その方は、「それでいいんよ。それが一番よ!」と言ってくれた^^
「ここには、教科書に載っていたような方の作品が、何点もあるんよ!すごいよね。」
「棟方志功、黒川清輝、名前は聞いたことある~」なんて言いながら
新鮮で、楽しかった。そして、ご近所さんとおしゃべりできて、嬉しかった^^
こんな小さな町にある、立派な美術館。
500円の入館料(茶話代)を支払ったら、お茶とお菓子までいただいた。
お菓子は、町内のカステラの老舗『吉野屋菓子舗さんのロールかすてら』
家に帰ってゆっくりといただいた。
あっさりとしたクリームと甘いカステラが美味しかった。
また、何かあったら行ってみよう。
新しい、自分の発見^^